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本プロジェクト研究代表者

九州大学

李 暁燕

プロフィール

    多文化社会における言語・文化・知識の共創を専門とする研究者です。異文化コミュニケーション、第二言語習得、知識科学の視点から、教育現場における暗黙知の可視化と共有モデルを研究しています。近年は、AIを活用した多言語支援および共創型教育基盤の構築に取り組んでいます。

研究の特徴

  • 「暗黙知」の可視化と共有

  • 教育現場と協働する実践型研究

  • AIと人間の協働モデルの設計

  • 多文化社会における包摂的教育支援の構築

理論と実践を往還しながら、社会実装を前提とした研究を展開。

主な研究プロジェクト

  • 「『見えない壁』に挑む:多文化共生社会を支えるAIシナリオの策定」国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発事業(RISTEX)「SOLVE for SDGs」採択(グラント番号:JPMJRS25I1、研究代表)

  • 「AI技術を活用した日本小学校文化の外国人保護者への伝達に関する学際研究」科学研究費補助金・基盤研究(C)(課題番号:25K04342、研究代表)

  • 「学際教育研究:理論と実践」九州大学「ダイバーシティ・スーパーグローバル教員育成研修(九州大学SENTAN-Qプログラム)」(研究代表)

  • 「多文化的・学際的な協働教育の教育方法論の構築―知識理論とSciTSを土台として―」科学研究費補助金・基盤研究(C)(課題番号:20K02970、研究代表)

  • 「生活者としての外国人保護者のための学校文書研究」博報財団第10回「児童教育実践についての研究助成」継続助成(研究代表)

  • 「暗黙的ニュアンスを学習するためのオノマトペのE-learningシステム」科学研究費補助金・若手研究(B)(課題番号:15K16782、研究代表)

  • 「生活者としての外国人保護者のための学校プリント研究」博報財団第10回「児童教育実践についての研究助成」(研究代表)

  • 「暗黙的ニュアンスを学習するためのオノマトペのE-learningシステムに関する研究」九州大学教育研究プログラム・研究拠点形成プロジェクト(P&P)(研究代表)

  • その他の研究課題については、科研費研究者情報 https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000070726322/をご参照ください。

主な業績・受賞

主要論文

  • Li, Xiaoyan & Shimada, Atsushi (2026) “Supporting Foreign Guardians Through AI-mediated Interpretation of Japanese School Culture: Preliminary Findings from PAPAMAMA-TOMO.” Proceedings of the 34th International Conference on Computers in Education.(印刷中)

  • 梅本勝博・李暁燕(2026)「知識科学にAIを位置づける:共創の視点から」『研究 技術 計画』41(2), 150–156.

  • 李暁燕・椛島僚二(2026)「学際教育の現状と学びの形成―学生と教員の共創的リフレクションを通して―」『九州大学基幹教育紀要』12, 63–73.

  • 李暁燕(2025)「日本の学校プリントに潜む暗黙知の計量的可視化―外国人保護者の理解を妨げる要因―」『計量国語学』35(3), 102–114.

  • Li, Xiaoyan & Shimada, Atsushi (2025) “PAPAMAMA-TOMO: A Chatbot-Based Support System for Foreign Guardians to Navigate Japanese School Culture.” Proceedings of the 29th Global Chinese Conference on Computers in Education (GCCCE 2025), 86–90.

関連講演

  • 李暁燕(2026)「『見えない壁』に挑む:外国ルーツ家庭を支えるAI共創プロジェクト」総務省・福岡県国際局主催「地域国際化連絡会議及び多文化共生地域会議」招待講演

  • Li, Xiaoyan (2026) “Reimagining Interdisciplinary Education through Co-Creation: Talent Cultivation and Knowledge Practices in Japanese Higher Education in the AI Era.” The 5th International Symposium on Education Policy Forum in a Global Perspective, Qingdao, China.

  • Li, Xiaoyan (2025) “Interdisciplinary Education in Japanese Higher Education: Current Status and Challenges.” 2025 SoTL-China International Conference & the 7th Annual Chinese SoTL Conference, Ocean University of China.

受賞

  • 2016年8月 公益財団法人博報児童教育振興会「第10回児童教育実践についての研究助成」優秀賞

メディア掲載

  • 2026年5月8日 NHK福岡「ロクいち!福岡」―「AIツールで支援 外国人保護者の悩み」 
    https://www.web.nhk/tv/an/rokuichi/pl/series-tep-QM853J35JW/ep/227V8ZWMWP

  • 2026年1月8日 西日本新聞 ― 「外国人生徒『?』 AIが慣習解説―赤白帽、上履き、PTAって?」https://www.nishinippon.co.jp/image/995562/

ごあいさつ

    私はこれまで、多文化社会における言語・文化・知識の共創をテーマに研究を行ってきました。人と人が出会い、対話し、理解を深めていく過程には、目に見えにくい知識や経験が存在します。私はそれを「暗黙知」と捉え、教育現場でどのように共有し、活用できるのかを探究してきました。PAPAMAMA-TOMOプロジェクトは、これまでの研究の延長線上にあります。学校と保護者の間にある「見えない壁」を、技術と対話によって越えていく試みです。研究であると同時に、社会に実装される支援モデルとして育てていきたいと考えています。

     研究は、論文の中だけで完結するものではありません。社会の中で活用され、人の安心や学びにつながってこそ意味を持ちます。 

PAPAMAMA-TOMOは、これまでの研究を社会に還元する挑戦です。持続可能で包摂的な教育支援モデルの構築を目指し、研究と現場をつなぐ取り組みを続けていきます。

大学院進学を希望する方へ

    本プロジェクトでは、多文化社会における教育支援や、AIと知識共創をテーマとした研究を進めています。異文化コミュニケーション、第二言語習得、教育におけるAI活用、社会実装型研究に関心のある大学院生を歓迎します。

    修士課程への進学を希望される方は、九州大学地球社会統合科学府の入学試験情報をご確認のうえ、所定の手続きに従って出願してください。博士課程への進学を検討されている方で、本プロジェクトの研究テーマに関心のある方は、事前にご相談いただければ幸いです。

本プロジェクトに関するお問い合わせはこちらまでメールでご連絡ください。

Email: papamama-tomo[at]outlook.com

​※メール送信の際は[at]を@に替えてください。

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